さようなら品川の日々
11月22日が最後の出社でした。
事実上は30日が退職日。
最後まで本当によくしていただき、
来年を一緒に仲間として戦えないことに
寂しさを感じました。
つねに思っていたけれど、素晴らしい人たちに囲まれ、
共感できる人と同じ方向を見て物を作ってこられたことを
普通のことではなく、本当に恵まれていたなと実感しました。
信頼のおける女性たちと最後までよく意見交換をして、
若者には自分が言える範囲のことを伝え、
部署や勤務地を超えて仕事をしてきた仲間や先輩方と、
最後の最後までこれからの事業について語れました。
こんな風にこの輪の中で熱い人たちを見るのも
最後なんだなと。。
デザイン会社でないところで働くのは初めてで、
しかも大きな企業だったので、デザイン会社との差も感じました。
普通なら入れてもらえない輪のなかで
一緒に戦ってこれたことを、これからずっと忘れることはないでしょう。
私がこの先どこで何をするにせよ、
あの会社で出会い、一緒に仕事をした全ての人、
意見を求めてくれた若者たちの姿を
辛い時にきっといつも思い出すような気がします。
何回かにわたってお別れの時間を作っていただき、
私の選択を応援してくださり、
身に余るほどに送り出す会をしていただき、
それに値する仕事を自分はしてきたのだろうかと。
自分が何か残せたなんて全く思えないと、22日に感じました。
これからさらに成長し、なにかに貢献すること、
みんなから受け取ったものを活かして次に繋げることで
返していきたいと思います。
しんどいこともあったけれど、やりがいの方が多かった、
全部ひっくるめて充実した3年間半でした。
最終勤務日の何日か前にNHKで星野リゾートの社長が
言っていたことが印象的でした。
『自分ができることを他人もできると思ってはいけない。
自分のやっていることに自信をもっていい。
リスクを取って挑戦し、理想を目指す事』
いままでまったく逆のことを思っていました。
「自分の席には誰でも座れる」と。
だけどこれからは胸をはってこの席は自分の席だと
言えるように取り組んでいかなければいけないと思います。
星野さんの言葉が素直に入ってきたのもきっと
あの会社の人たちのおかげです。
たくさんありがとうって言ってくれたから。
私はもっと変わらなければいけない。
本当にありがとうございました。
私は元気です。
では。
私の愛する東京マリオットホテルで食べた
マリオットバーガーと、
素敵なラウンジでのコラボカクテル。
写真がきれいに撮れなかったのが残念。
仲間や先輩たちとの最後の集い
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