FORNASETTI

韓国はソウルのDDPで開催していた、FORNASETTIの展示に行ったときのことを。

といっても、あまり語ることがないので写真を貼っていきます。


1913年11月10日にイタリアで生まれたアーティスト、Piero Fornasetti(ピエロ・フォルナセッティ)は画家、彫刻家であり、インテリアデザイナーです。展示の点数がとても多く、一気に見ることができてとても面白かったです。1点1点すべてに彼の美意識がやどる作品は、商業的でありながらも強烈なインパクトで、存在感を放ちます。

↑ レタリング素晴らしい。


↑ ロゴの習作。手書きの時代です。(泣

↑ 前にも書きましたが、韓国の美術展示の空間デザインは作品がよく活かされていて、それだけでも楽しい!うまい!

↑ お皿シリーズ。これは建物の天井。

↑ 今度は魚。リアル。この上に焼き魚置く世界観かしらん。

↑ 広い空間に、絵柄やタッチが全く違うトレイが並び圧巻。1枚1枚全て写真撮りたかったくらい、完成度は高い。

↑ これくらいになると日本でも売っていると思います。女性の顔が印刷された、カップや灰皿トレイなど。彼の代表作というか市場に今でも出ている作品。

↑ え〜〜!


彼の作品じたいとてもユーモラスなので、展示も工夫されていて面白かったです。観ているとあまり気づきませんが、壁や展示台の色の変化が本当に絶妙で、この展示のディレクターはとてもセンス良いなと思いました。


あとはフォルセッティの完璧主義と高すぎる美意識。あらゆる生活空間を完璧な美で作り上げようとする、もはや執念。小物も、絵もわっと並べられていましたが、全てに隙がなく素晴らしかったです。よくぞこんなにモチーフが思い浮かぶなと。


カップセットは2〜3万円くらいで購入できるみたいです。

いつか私もフォルセッティの精神を取り込む意味でも、何か家に備えたいと思いました。

本あるいは

本、装幀、作家のことなど。 それから韓国留学記録や旅行について。

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