ソウル本屋:hello indiebooks

헬로 인디 북스

hello indiebooks


住所:서울특별시 마포구 연남동 227-16

営業時間:15時〜21時(火曜日休み)


ホンデ地域より外れた場所にあるハローインディーブックス。教会を目印に細い路地を入っていく。まわりにはお洒落でユニークなカフェが並ぶ。この本屋はその名の通り独立出版物(ZINEや自費出版に近い、小規模出版物)のみを販売する。本以外にはポストカードやトートバッグなども置いてあるが、細かいものから大判のものまでとにかく独立出版物が所狭しと並ぶ。

もともと独立出版物が好きだった店主のイ・ボラムさんは、もっとこうした出版物の作家や本が作られた背景なども読者に伝えたらいいのではないかと思い、仕事を辞めてまずWEB本屋を立ち上げた。しかしWEB決済のシステムを作ることができず、そんな時にとても安い物件を見つけ実店舗の本屋を運営することにした。


私が行ったときは人がいなかったのに、10分しないうちにお客さんでいっぱいになってしまうほど人気の本屋だ。店のインテリアに飾り気はないのに置いてあるものがZINEのようなものが多いせいか、なんとなく女性が好きそうな本屋。しかしこの日は30代と思われる男性客も3名ほどいた。お客さんのほとんどは女性で、高校生もきていた。みんな自分だけの作品を探そうと1冊1冊丹念にみていたのが印象的だった。それとこの本屋でも本を売るだけじゃなく、展示もしている。

他で買いそびれた本がハローインディーブックスで売っていたり、店主の女性に作品について質問すれば何でも答えてくれる。私が物色している間に何人もの人がそうしていろいろ尋ねていた。


それとこれは韓国のどの店もそうだが、近所の常連さんが来て親しく話し込んだりする姿をよく見かける。時々、食べ物やコーヒーの差し入れを持ってくる人なんかもいて、東京の下町にいるような錯覚を覚えるときがある。

↑ この日買った写真集。(記事はこちら



私は住んでいた新村からホンデ方面に歩き、約30分の散歩で到着するのでバスに乗って行ったことはないが、どこかの駅から行く場合はバスで行かなければいけない場所だ。それと移転したYOUR MINDはこのハローインディーブックスの先にあるので、元気があれば両方まわれるはずだ。

↑ この教会を目印に路地を入っていく。

↑ 路地にあった気になったカフェ。

↑ 韓国の路地は迷路のようで、機材やよくわからないものが置きっぱなしになっていたり、混沌としている。そのわけわからなさも魅力。



韓国の独立出版物を愛する店主のいるハローインディーブックスで気に入った本を見つけて、同じ路地内にあるユニークなカフェで一休みのコースがオススメだ。

本あるいは

本、装幀、作家のことなど。 それから韓国留学記録や旅行について。

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