UNLIMITED EDITION 8 後記

韓国留学へ行く前に、何を思ってか意気込みみたいなブログ書いて、その後に韓国つながりだけどUNLIMITED EDITION8に関係のない記事を続けるという意味不明なブログを書きましたが、実際に行ってきたので紹介かねて。

↑ フロアマップと注意書きのタブロイド。イラストも含めデザイン良いです




2016年11月27日 @일민미술관

UNLIMITED EDITION 8

主催:YOUR MIND

人にモザイクをかけるのが面倒だという理由で、人が写らないように撮ろうとするとこういう構図になりますのでご参考までに。

↑ この壁に貼ってあるのは日めくりカレンダーです。365枚すべてデザインが違うというもの。これは欲しかった〜〜(泣 買わずに後悔。



ソウルで毎年秋に開催されるブックフェスです。ユアマインドという本屋が主催しています。今年初めて参加しましたが、韓国内からの出店がほとんどでした。出版社、アーティスト、デザイン会社、個人出版などなど。

まだ韓国の生活がはじまったばかりだったので、ちゃんと「節約精神」がある頃。それであまり買いませんでした。それと、正直思ってたより面白くなかった。内輪盛り上がりという印象もあり、出品されているものも期待はずれ。渡韓前の9月にTOKYO ART BOOK FAIRに行っていたので、それと比べてしまってつまらなのかなと思っていたのですが、他の人にきいたらどうやら2015年はとても面白かったんだけれど、今年(2016年)はちょっとパワーダウンしたようだと言っていたので、来年期待できるかもしれません。

↑ 腕にまいてもらう入場サインですが、デザイン良い^^


あとTOKYO ART BOOK FAIRは2016年はドイツのスタイデル社とのイベントがあったり、国内だけではなく海外からの出店も多く、また本屋や出版社だけではなく印刷屋や紙屋、製本屋まで出店していて紙の詰め合わせが買えたりと、そこだけでしか見られないものでいっぱいの大層たのしい祭り。一方、韓国のUNLIMITED EDITIONは正直、ソウルの本屋3軒くらいまわれば手に入るものだらけでした。そうするとわざわざフェアにして一同に会する意味ってなんでしょう。まだ韓国のブックフェアは1回しか行っていないので、次の機会に期待したいと思います。 その前に台湾とかLAやドイツなど他の国のブックフェアにも行きたいなぁ。


この韓国のUE8は入場するのにとても並びますので、行く日は後に予定をつめると大変です〜


以下はUE 8で買ったもの自慢。

↑ アングラフィックスというデザイン会社製作のデザイン冊子。多分冊子。左にあるミシン目を切って開封するのだけど、もったいなくてまだ開けられません。この姿自体が美しい。いつか書きますが、アングラフィックスは私だけでなく韓国のグラフィックデザイナーが大御所とあおぐアンサンス氏の会社。ハングルのフォント製作、ブックデザインを手がけています。


↑ 前に書きましたが、フランスの作家 ジュール・ヴェルヌの本。表紙に名前しか書いてないので、彼のなんの作品なのかはわからない。布張りの表紙の色がとても綺麗で購入。まだビニールを開封していないのですが、この本のメイキングノートがついているそう。


↑ Dazt pressというアート本の出版社。この本はイラストとエッセイ。何がよいって、表紙のペラペラな布と、中は扉ごとフィルム紙で、あとは2種のクラフト紙を使用しているところ。全体が茶色のトーンでシックなのにイラストの線はポップな落書き風でよい。

イラストレーター:ヤンジョンウク



↑ 女性のイラストレーター POPURRIさんの作品。夢の話で、イラストも印刷も面白くて購入。表紙の真ん中が四角くへこんでいて、そこに絵がはまっている凝った作り。




そういえば、このUE8に日本から何店か来ていたのですが、その日本のあるブースから突然女性の大声が「300円の現金も持ってないの??信じらんない!」と日本語で。まわりの韓国のみなさんみんなびっくりしてましたが、日本語わかる韓国の方もいるので気をつけましょう。韓国はカード社会で、遅れている日本では現金が当たり前かもしれませんが、自国の常識は外国では通用しませんので、怒るのはお門違い。とっても恥ずかしかったです。


行ったときはまだ韓国の出版社とかアーティストとかよくわかっていなかったので、今行けばもっと楽しめたのかなぁという気もします。11月末にソウルへ行く方はぜひ。


本あるいは

本、装幀、作家のことなど。 それから韓国留学記録や旅行について。

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