CONCEPTZINE
韓国の独立出版雑誌、CONCEPTZINE コンセプジン。雑誌というにはとても小さく、文庫本より少し小ぶり。誌名はコンセプト + ZINE。
↑ 主題が誕生日なので、ケーキ屋さんインタビュー
誌名通り、毎号テーマが決められていて、インタビュー、散歩、文化、旅行、恋愛などの各コンテンツはそのテーマに沿って書かれる。コンセプジンの大きな意図としては「あなたの日常が、少しでも美しくなることを願う心でつくる、月刊ライフスタイルマガジン」。
現在は約500円くらい。小規模な独立書店で販売されています。写真もページによってカメラマンが違い、ライターもテーマに合わせて選んでいるようです。
雑貨などを扱う実店舗も運営しているようで、協賛ブランドもあるようなので、その協賛金で製作しているのかもしれませんね。
デザインも良くて、文章はかたくなくゆったりしていて、ちょっと持ち歩いて読むのにちょうど良いです。
前回、韓国のヴィジュアル誌について紹介しましたが、このコンセプジンも何か物品を売ったり告知したりするのではなく、より良いライフスタイルの提供または主題について少し考えてみましょうという趣旨なので、エッセイマガジンというのが合うのかもしれません。
↑ 上は表紙。右は41号 誕生日特集。左は38号 日常の逸脱特集。
下の写真は裏表紙。裏に特集が書いてあります。
↑ 目次。
↑ 上写真のは日常の逸脱特集なので、パスポートをつねに持ち歩いてみよう、いつもと違う赤いリップをぬってみようという内容。
下の写真は同じ主題で本を紹介。『おばあさんの夏休み』という絵本です。
↑ ジュエリーデザイナーのインタビュー。
↑ これは誕生日特集の、特別な日のラザニア料理。
↑ この表紙が現在のスタイル(画像荒くてすみません)。下の写真 ↓ は以前の39号までのデザイン。
ざっくりした紹介ですが、あまり情報がなく、、、でもかわいらしい雑誌というのは伝わったかしらん。とにかくアイデアが良いしデザインが良い。ちょっと主題にはずれた内容のコンテンツがあるのは残念なのだけど、見た目や写真をすごく大事にするな韓国はという印象です。
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