「歩きながら考える」のことを歩きながら考えてみた

ZINEやリトルプレスって近頃ほんとうにたくさんあるように思いますが、

その中でもとっても好きなリトルプレス『歩きながら考える』のご紹介を。

「歩きながら考える」HP

http://www.arukan.net/index.htm


DOTPLACEでの編集長対談

http://dotplace.jp/archives/12295


step 8号 特集「まだ名前のついていない道を行く」

このリトルプレス自体の名前も素敵ですが、今号の特集タイトルも良いです!

DOTPLACEの対談ではこの特集タイトル(テーマ)を1年間くらい考えていると

編集長の谷口さんがおしゃっています。

そうこのリトルプレス、1年に1冊の刊行ペース。

読むと感じますが、

丁寧に良く考えて愛情持って作っているのだなということが伝わってきます。


私が今号で特に好きな記事は

macにチベット文字を搭載した話、60越えてなお我流でギターを弾き続ける話、ニットアーティスト、武井武雄 本の「宝石」をつくった男の話はイルフ童画館館長 山岸さんと製本家 植村さんの対談を収録。武井武雄さんの螺鈿細工やゴブラン織りの装幀はいつか見てみたいです!editor’s noteでは堀田善衛に触れていて、なんといっても後藤繁雄氏の文章もさすがでした。(↑ 改行しないと読みづらいですか?フフフ @_@)


ふむ。いま歩んでいるこの道をいったい何といったらいいのだろうか。

そんな風に言える人生でありたいと、私も心に誠実に生きたい。

そうしようと思っても、つい日々は流れていきます。

今号の内容はテーマ通り、唯一の道なき道をゆく、

その途上にあるやそう生きたと出会うことができる号でした。


デザインについて、はじめは安定しなかったけど、

決まってきてからはとてもやりやすい、というようなことを

DOTPLACEで谷口さんが話していらっしゃいましたが、

やりたいこと・テーマをしっかり視覚的に表現されてこそ

編集者やライターが力を尽くせるわけで、、、

「歩きながら考える」の表紙・裏表紙(裏もいい言葉ありますね〜^^)、

文字組み、、、正方形がよく似合うデザインだと思います。

紙の手触りもとてもよいです!

本文の文字は全部平体が少しかかっているのかしら。。。

横組みの平体とか何かコンセプトが明確ならわかりますが、

とりあえず違う書体でも平体かけているのかしら。

ちょっと気になってしまいますね。正体の書体は美しいものですよ!

なんて思ったり。(上から目線すみません!><)

でもデザイン素敵です。空気感あって。色も。


全てが予想外の素敵な出会い。

またしばらく時間を置いて、ゆっくり読み返します。


面白くユニークなもの、ただ綺麗なもの、カルチャー色が強いもの、

数あれど、、、中身も外見も素敵な「歩きながら考える」。

一度手にとって読んでみてはいかがでしょうか。

本あるいは

本、装幀、作家のことなど。 それから韓国留学記録や旅行について。

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