ソウル本屋:VERANDA BOOKS
VERANDA BOOKS
住所:서울특별시 종로구 계동길 120
営業時間:月〜土曜日 12時ー18時
INStAGRAM:https://www.instagram.com/verandabooks/
安国駅で下車し、「本屋 無事」に行く途中で偶然見つけたベランダブックス。昌徳宮の西側の地域に位置し、店名と同じ名前の出版社も運営している小さな本屋だ。入口からセンスの良さをうかがわせ、植木が置いてあったり木製の家具に白を基調とした空間はナチュラルで清潔な雰囲気。
手軽に購入できるイラストブックのような独立出版物(ZINEや自費出版に近いもの)から一般出版物、絵本やグッズなど扱う。よく見れば今まで紹介してきた本屋と品揃えが大きくは変わらない。しかし大事なのは、本屋によってこちらの目に入ってくる本が違うということ、この本屋でこの本が買いたいと思える空間であるということ。そしてなにより、その地域の人々に本という文化を通じて何かを伝える存在であるということが、私がこういった本屋を大切だと思う理由である。
このブログを読んでくている人が、韓国の本や本屋に興味があるのかはわからないが、いま韓国を元々好きな人たちの間で韓国の本屋巡りが小さなブームになっている。そうしてお互いに好きな部分が増えるのはとても良いことだ。しかし一方で、こういった本屋は私たちのための観光スポットではなく、本屋運営者はもちろん、住民の人々にとっての日常の場所であるということを忘れないようにしたい。
ここでは1冊のイラストブックしか購入できなかったが、欲しい本がたくさんあった(泣 。 それと壁に飾ってあったイラストも購入できるのかもしれない。次回の渡韓で部屋に飾るイラストも是非購入してみたいと思う。
それにしても不思議なのは、ベランダブックスのように空間ディレクションがちゃんとされている小さな本屋にある本は、その本自体も元々おしゃれだが空間のおしゃれが倍掛けされて全て欲しくなるのはなんだろうか。辛いのである消費者は。
↑ こうして写真見ていてもほとんど欲しい。気軽に買えるサイズなのが良い。表紙のデザインも良い。わっと陳列されているのもよいし、広すぎないのもよいし、扱っている写真やイラストも良い。全部良い。
ちなみに、ベランダブックスのある通りは素敵なコーヒーショップや、以前の記事で紹介したタイ料理屋「花様年華」もある。ベランダブックスに来たついでに、古い街並みが残るこの地域を散策することをオススメする( デートコースにも良いよ)。
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